ウィーンの水道は水質の高さを誇っています。その秘密は、アルプスの清水を供給する2つの上水道です。シュネーベルク、ラックス、シュネーアルペ、ホーホシュヴァープなどから、毎日40万立方メートルの新鮮な湧き水が送り込まれるのです。その副産物として、ウィーンへ向かう上水は水力発電所を稼動させ、6500キロワットの電力が生み出されます。これは小規模都市の電力需要をカバーするものです。また、ウィーンは世界で初めて「白い黄金」に法的保護を適用しています。
ウィーンの第二上水道完成以前の歴史的建築は、ファヴォリーテン地区にある配水塔です。今では配水管に接続していませんが、「工業化時代の歴史主義」を示す典型的な建築として一見の価値があります。
貯水槽と配水塔の周辺にはヨーロッパ最大の規模を誇る1万5000平方メートルのレクリエーションエリアが広がり、滝や池、橋の架かる小川、芝生などが配されています。水の体験ルートを行くと、アルプス山地からポンプなど一切使わず大都市ウィーンに飲料水を供給する仕組みが分かります。
お薦めエキスカーション:
1998年、「ウィーン第一上水道ハイキングルート」がオープンしました。これは、ウィーンに飲料水を供給する第一上水道に沿った美しいハイキングコースです。バスと鉄道の接続も良く、トレーニング無しでもコースの風景を楽しむことができます。
詳細情報:
ウィーン第一上水道ハイキングルート:
www.wien.gv.at/english/environment/watersupply/active/hikingpath.html

