ナッシュマルクト(4区)やファッショナブルなノイバウ地区(7区)についで、ウィーンのヤング・カルチャーが息づくところ、それが2区のカルメリーターマルクトです。 ドナウ運河の向こう岸に広がる旧ユダヤ人地区で、味覚のパイオニアとして注目されるのがレストラン「シェーネ・ペルレ」です。レオポルトガッセに近いこのレストランでは2002年以来、伝統のウィーン料理を新たな演出で提供しています。近くにはスコピック&ローンがあり、エレガントでフレンドリーな内装、快適な中庭、国際料理とウィーン料理の豊かなメニューで知られています。
すでに1671年から開かれているマルメリータ市場には飲食店が続々と開店。ツィンマー37はデリカッテセンとレストランが一体となった店で、 5つの要素に基づくベジタリアンメニューを提供。天気のよい日にはテラス席で味覚と太陽が楽しめます。
天気の良い日には、明るいシャニガルテン(テラス)に座り、ヴェネチア製の「カフェ・デル・ドージェ」を用いた本場のエスプレッソを味わいましょう。 その向かい側にある「マディアニ」では、グルジア料理の探訪に出かけましょう。典型的なグルジア料理は、様々な具を詰めたキンカリと呼ばれるパイです。
とりわけお勧めできるのは、サモワールの紅茶によるロシア風またはグルジア風の朝食。もちろん、センメルとハチミツの伝統的ウィーン風朝食も供されます。
土曜日には昼過ぎでも「朝食」の注文が可能です。また、ここでは定期的に展覧会が開催されるほか、毎週水曜日には、歌手サンドラ・ローゼによるジャズ・コンサートがあります。 更にここから数分のところ、グローセ・シュペールガッセには、ウィーンの暗い側面を展示する犯罪博物館があります。建物は、1685年の古文書に最初の記載がある「石鹸製造所」だったもので、悪名高い毒殺者から若きフランツ・ヨーゼフ皇帝暗殺未遂事件まで、ウィーン史に残る犯罪の数々が紹介されています。
人生の明るい側面を紹介するのは若手デザイナーのカリン・クランクとウルリケ・ビーネ・ヤニチェックで、カルメリーターガッセに、彼女たちのショップ「カビーネ」があります。斬新なデザインのアウトフィット、奇抜なTシャツなどに加え、o.k.-フェアザントのユニークな日用品も販売されています。
ここから少し旧市街の方向へ戻ると、ホランドシュトラーセにはギャラリー「ハブレス+パートナー」があります。大きなガラス窓の内部には、絵画、ビデオアートからミックスメディア・インスタレーションまで、若手アーチストの作品が紹介されています。
すでに多くのファンを持つマルクトアハテルは瀟洒なシーフードレストラン・フィッシュフィアテルと合併し、カルメリータ広場界隈における味の殿堂となりました。新規に開業したのはテワで、すでにナッシュマルクトでその名を知られるモダンなトレンディレストランです。その隣にはカースアムマルクトがあり、デリカテッセン店とレストランが一体となり、バイオ食材、スローフード、軽食を供しています。
少し先へ行くと、カルメリーターマルクト市場の角に、ケーキクッキー店フェット+ツッカーがあります。こぢんまりとしたなごやかな雰囲気の店で経営者の温かい心遣いが感じられます。

